2017年1月21日土曜日

研究計画書

研究計画書を書いています。
大学院の入試の出願の際に必要な書類で、面接の際に鋭く聞かれる予定のものです。

計画書、というと固いニュアンスですが、心理学の「論文の書き方」から導くことができるそうです。

心理学の論文は

1)目的
2)方法
3)結果
4)考察

に沿って書かれます。心理の学生は呪文のように「目的、方法、結果、考察…」と唱えながら過ごすことになります。

ここでひとつ良い論文のモデルをご紹介します。「道又・ベムモデル」というものです。


砂時計をイメージします。(画像はこちらからいただきました。)

心理学の論文は最初は大きくて抽象的な話しからスタートします。ここが論文のスタート地点であり、「問題」や「目的」といった部分に相当します。
そして大きくて抽象的な話しをどんどん細かく具体的な話しにしていきます。
「方法」については「おばあちゃんや中学生でも追試が行えるように」簡潔に書きます。
「結果」には統計的な「数値」という具体的な話しが出ており、これにむかって問題を突き詰めていきます。
「結果」から「考察」に向かっては「目的」から「方法」へはなしをせばめていったのと逆に、話しを大きくしていきます。

このような砂時計タイプの論文の書き方のモデルをそれぞれの著者の名前からとって「道又・ベムモデル」と言います。

心理学部は文学部ですから、文字のスタイルにこだわりたい人もいるでしょう。しかし、「内容にオリジナルティがあれば」スタイルは一定でのほうが読みやすくいい論文ができあがる、というのがこの「道又・ベムモデル」の主張です。

どうでしょうか?必ずしもこうでなければいけない、ということではないかと思いますが、非常に理にかなっていると思います。

私の研究計画書はこの「道又・ベムモデル」を採用し、書いています。

研究計画書で必要なのは最初に述べた四つの項目のうち、「目的」と「方法」の部分です。これを導くために引用文献も必要になりますが、これは最後の部分に加えるような形になるので、まずは「目的」と「方法」と思っていただければと思います。

より説得力のある計画にするために、仮説や理論があると好ましいとされるようです。統計を通った方ならわかると思いますが、仮説は絶対に必要になりますから、必ず考えておきましょう。

でも一番大事なのはアイディアなんだよなぁ、なんて思います。そのためにいろんなことを体験して吸収するといいと思います。

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